メッセージ

「経営」の経の字は昔は左のように書いていました(原字)。
これは横に縦糸を張った様をあらわしており、 「おさめる」の意味です。一方「営」の字は右のように書いていました。この字の上の部分は「炎が周囲を 取り巻く様」を表わしています。下の部分の「呂」は連なった建物を表現しており、この上下で「砦を巡らした 住居、軍隊の泊まるところ。(陣営、野営)」を表わしています。
軍隊の野営では、内側は武器などをもって 寝るのですから明かりがないと危険です。しかし、あまり火をたくとそこに軍隊がいることが分かってしまいます。 そういったところから、「営」の字には、「作り整える」とか「工夫をこらす」の意味があります。

つまり経営とは「組織をおさめる工夫をすること」と考えています。工夫するためには「実態にそくした」ものでなければならず、そのためには「人というものがわかっている」ことと 「構造や仕組み」がわかっていなければなりません。この2つの実態がわかってこそ本質がみえてくるのです。まさにコンサルティングや研修ではこれらを明らかにすることが必要となります。

当社のコンサルティングや研修では、あらゆるものを「人と人との営み」として捉え、専門である心理学を駆使し、建前論でない、実践的な問題解決を図ってまいります。